松永副院長のカンボジア便り 35 「アンコールワット①」
週末を利用して、アンコールワットに行ってきました
日本に富士山があるように、カンボジアにはアンコールワットがあり、国旗にも描かれています
アンコールワットがあるシエムリアップまでは、プノンペンからバスで6時間の距離です
私の働く病院にはシエムリアップ出身者が数人いて、彼らに現地を案内してもらいました
6年前にも一度日本から来たことがありましたが、当時は、遺跡観光より暑さや蚊の方が気になった記憶があります
カンボジアに住んで、暑さにも虫にも慣れ、改めてこの数百年も深い森の中に忘れ去られていた偉大な遺跡を訪ねてみました
子供のころから遺跡が遊び場だったという彼らの案内でアンコール遺跡を回ってみると、伝わってくるのは、シンプルに、過去の巨大都市がジャングルに飲み込まれていく迫力です
1000年前のクメール人が建てた寺院も立派なら、それを破壊して土に戻そうとするジャングルのパワーも偉大です
目の前で、ワニが大蛇に飲み込まれていくシーンを見てるかのような気持ちがしました