松永副院長のカンボジア便り 21 「巨大な脾臓をとりました」注*手術写真あり
今月いっぱいでカンボジアの半年が終わります。
先日行なったサラセミア*の患者さんの巨大脾臓摘出の
写真を送ります。(*遺伝性の貧血になる病気です)
33歳、女性。長年貧血が続き、輸血を繰り返して
来ました。同じく北海道からボランティアにきている
内科の安藤先生により今回サラセミアと診断がつき、
脾摘を行うこととなりました。
お金もなくてCTすら撮ることができず、
術前はエコーで脾臓のサイズをマーキングしました。
Hb 4.5(輸血後)、血小板6.5万でした。
脾臓は28✕24cm、3000gでした。
通常の脾臓は70gくらいです
術後は貧血がなくなって元気になりました。
もうすぐ退院です。
退院の患者様たちと。