初めて胃カメラ検査を受けられる方へ
胃カメラ検査は「苦しそう」といったネガティブなイメージを持っている方も多いと思いますが、以前と比べて内視鏡は細くなり、挿入時の違和感は感じにくくなっています。さらに鎮静剤(眠くなる薬)を使うことで、ほぼ眠っている間に検査が終わり、より楽に検査を受けて頂けるようになりました。
「癌」は日本人の死因第一位であり、部位別死亡率では「胃がん」は上位を占めています。胃がんの怖いところは、
早期がんでは症状がみられず、自覚症状(おなかの違和感や痛みなど)を感じるようになった時には手術が必要な進行癌になっていることもあります。
胃がんは40歳を過ぎてから発症リスクが高まると言われていますが、若い方にもみられることがあります。胃がんの原因のひとつであるピロリ菌感染はお薬で治療することができ、より早い段階で除菌治療を行うほど胃がんの予防に繋がります。ご家族が胃がんやピロリ菌感染と診断されている方は特に注意が必要です。