このような症状でお困りではありませんか?
- ・急激に発生する激しいお腹の痛み
- ・嘔吐はしないが吐き気が急にする
- ・このような症状を発症する数時間前に生魚を食べた
このような症状の方はアニサキス症が疑われます。アニサキス症が疑われる場合には緊急に内視鏡検査をして虫体を探して摘出する必要があり、急激な心窩部痛の場合にはすぐご相談ください。
内視鏡検査予約と肛門外科診療ならみやけ医院/北見市本町3丁目7-21
このような症状の方はアニサキス症が疑われます。アニサキス症が疑われる場合には緊急に内視鏡検査をして虫体を探して摘出する必要があり、急激な心窩部痛の場合にはすぐご相談ください。
アニサキスの成虫はクジラなどに寄生する寄生虫です。幼虫はサバ、アジ、イワシ、イカなど様々な魚に寄生して感染幼虫になります。これらの魚を生で食べると人の体内に入った幼虫は成虫にならずに、胃や腸でアレルギー反応を起こして激烈な痛みを起こします。
一般的に、アニサキスが体内に刺さって(刺激を与えて)痛みが発生すると思われがちですが、実は上記に記載しているようにアニサキスの痛みの原因はアレルギー反応です。そのためアニサキスが体内にいるのに痛みを感じない、というパターンが多く、自然治癒ができてしまうパターンも少なくありません。
予防は火を通して魚を食べることです。また、マイナス20度以下で24時間以上冷凍すればアニサキスの幼虫は死滅するので、冷凍保存されたものを食べると安全です。
どうしてもアニサキスが怖い、アニサキスになりやすい方は、そもそも生魚(サバ、アジ、イワシ、イカ)の食べるのを避けましょう。特に生魚の内臓を食べるのが一番リスクがあります。
また、アニサキスは体内で生息することができないため、前述したように数日経てばアニサキスは体内で死滅し自然治癒をする場合もあります。
アニサキス症が疑われる場合には緊急に内視鏡検査を行い虫体を確認し摘出します。
その後は痛みは嘘のように改善します。
内視鏡検査を行い(ほとんどが胃カメラ、稀に大腸カメラ)、虫体を摘出(てきしゅつ)します。内視鏡検査を行うことが困難な場合は内服薬を用いてアニサキスの症状を緩和させ、体内で死滅するのを待ちます。
当院では緊急性のある場合には当日に内視鏡検査を行う体制を整えております。
アニサキス症が疑われるような激烈な痛みについては即日検査を行いますのでお食事はとらずに朝すぐご来院ください。